初夏の九州旅行 (part9)





 そして、さらに他の場所を探検します。
こちらは多目的室です。
 普通車のほうには、こちらの変わった座席があります。
 こちらは、ボックスシートでグリーン個室と同じようにテーブルもあります。

1日目に乗った新幹線、ひかりレールスターの個室と同じような感じです。
 定刻通りに博多駅を発車すると、客室乗務員から、おしぼりとドリンクのサービスがあります。

グリーン車に乗車すると本当に飲み物は買わなくても良いという状態です。
 9時51分、最初の停車駅、鳥栖(とす)駅に到着しました。
 鳥栖駅前には、このように大きなサッカースタジアムがあります。
 久留米駅では、久大本線と別れました。

昨日は、あちらの久大線に乗っていました。
 10時06分、羽犬塚(はいぬづか)駅に到着しました。

こまめに列車は停まっていきます。
 そして、しばらくすると、工事中の九州新幹線の駅が見えてきました。
 ここは、船小屋(ふなごや)駅になるところです。

しかし、周りには、民家などがほとんどなく田んぼや畑のど真ん中に駅ができるという感じでした。
 しばらくは、建設中の新幹線の高架橋とともに進んでいきます。
 10時20分、大牟田(おおむた)駅に到着しました。

福岡県最後の停車駅です。 リレーつばめ号の旅も半分に差し掛かってきました。
 10時33分、玉名(たまな)駅に到着しました。

熊本県に入って最初の停車駅です。
 玉名駅を出てすぐに菊池川を渡り、平地から丘陵地帯を走行していきます。
 しばらく進み、田原坂(たばるざか)駅を付近に来ると、西南戦争の戦地である、田原坂を通過します。
 10時48分、上熊本(かみくまもと)駅に到着しました。

隣には、路面電車の車庫が見えていて、車両がたくさんありました。
 10時52分、熊本(くまもと)駅に到着しました。

降りる乗客がたくさん見えました。
 熊本駅を出てしばらく進むと九州新幹線の車両基地の工事現場を通過していきました。
 市街地を抜けると、いぐさの畑が車窓に見えました。
 リレーつばめの旅が終盤になると、客室乗務員からキャンディーのサービスがありました。


 速度が遅くなり、乗り換え駅が近づいてきました。
 11時13分、終点の新八代(しんやつしろ)駅に到着しました。
ここで、隣のホームに停車している九州新幹線「つばめ」号に乗り換えます。
 乗り換え時間は、3分なのですが、このように同じホームでこの距離ですので、余裕で間に合います。
 そして、11時16分発の九州新幹線つばめ号、鹿児島中央行きに乗車します。

800系新幹線車両です。
 さっそく九州新幹線に乗り込みます。
 入ると、先ほどのリレーつばめ号と同じ、赤い色の扉が・・・。
 乗降口のデッキには、九州新幹線の時刻表がありました。
 こちらが新幹線のデッキの部分です。
ここのデッキに多目的室トイレや洗面所があります。
 洗面所には、カーテンではなく、縄のれんを使っています。
 そして、電話室もごらんのように暖簾の形に・・・。

変わった車内であることがこの部分で、わかります。
 デッキの散策を終えて、客室内へと入っていきます。
 こちらが普通車の座席です。
なお、この新幹線つばめには、グリーン車はなく、すべてが普通車になっています。

リクライニングも結構倒れて、小テーブルがひじ掛けにあります。
 座席の背面を見ると、なんと木です。
また、座席のポケットには、鹿児島の観光案内の冊子がありました。
 定刻通りに発車しました。 加速も鋭くだんだんと速度を上げていきます。
 11時半、最初の停車駅である新水俣(しんみなまた)駅に到着しました。
 発車すると遠くには、水俣市街が見えていました。
 しばらく走行すると、遠くに海が見えてきました。
 九州新幹線で唯一はっきりと海が見えるところです。
 この海は八代海で、数秒でこの区間を通過していくので、じっくり見ないと見逃してしまうポイントです。




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